MAGELLAN BLOCKSでVISION API使ってみた
今回はMAGELLAN BLOCKSを経由してVision APIを使ってみた。
お題は「Vision APIで建物の損害状況を把握できるか」。某業種向けですな。
1. 事前準備
災害写真データベース(http://www.saigaichousa-db-isad.jp/drsdb_photo/photoSearch.do)から
住宅の損壊が確認できる写真を選択し、Google Cloud Storageに放り込む。
バケット名は仮に"xxxxx"とした。
また、以下にアクセスしてGoogle Cloud Vision APIを有効化した。
https://console.developers.google.com/apis/api/vision.googleapis.com/overview?project=プロジェクト名
さらに、Google BigQueryにVision APIの結果を放り込むためのテーブルを定義した。
スキーマ定義は "vision api bigquery schema" でググったら、json公開してくれている人がいたので
ありがたく頂戴した。
ただグルーヴノーツ社のデモではgcs_url, timestampというフィールドがあるようなので追加した。
テーブル名はVISIONAPI.VISION_API_RESULTSとする。
Vision APIレスポンスの定義は以下参照。
https://cloud.google.com/vision/reference/rest/v1/images/annotate#request-body
2. MAGELLAN BLOCKS
APIを呼び出すVision API(汎用)ブロックと、結果をBigQueryに放り込むストリームインサートブロックをつなげる。
VISION API(汎用)ブロックの設定内容は以下で、
ストリームインサートブロックの設定は以下。
3. 実行結果
いくつか結果を見てみたが、お題から関係ありそうなのは labelAnnotations.description にある demolitionといったところか。